上海の食事
上海にハラールの食事ができる店はありますか?
あります。上海にはムスリムのコミュニティが古くからあり、回族やウイグル族の住民も少なくないため、ハラールの食事はこの街の日常の外食の一部になっています。よく見かけるのは歴史あるモスク周辺の街区、新疆人が営むレストラン、回族が営む牛肉麺の店で、ほかに一部の機関の食堂、国際ホテル、空港にも少数の選択肢がありますが、看板の「清真」の二文字は店側の自己申告で旅行者が確認できる認証ではないため、厳格に求める人は店で直接確かめてください。
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あります。しかも、多くの旅行者が思っているより簡単です。上海にはムスリムのコミュニティが古くからあり、回族やウイグル族の住民も少なくありません。ハラールの食事は、この街の普通の外食の一部になっています。
ハラールの食事はどこにあるか
店名を覚えるより、種類とおおよそのエリアで探すほうが役に立ちます。店の入れ替わりが早いからです。
- 歴史あるモスクのある街区と、その周辺の通り。 礼拝と日常生活を中心に、レストラン、麺店、牛肉・羊肉の精肉店が集まってきました。もっとも集中していて、もっとも安定している一角です。
- 新疆人が営むレストラン。 街のどこでも見かけ、たいていは最も目立ち、一般にもっとも信頼できるとされています。看板には「新疆」や「清真」と書かれていることが多いです。
- 回族が営む牛肉麺の店と精肉店。 数が多く、営業時間も長く、麺一杯で一食になります。
- 機関に併設されたハラール食堂。 一部の大学や病院は、内部にハラール食堂や窓口を設けています。
- 国際ホテルと空港。 チェーンホテルは事前に伝えておけばたいてい何とかしてくれます。空港にもハラールと表示されたカウンターがありますが、数は少なく、散在しています。
見分け方:見るのは「清真」の二文字
目印になるのは清真の二文字で、中国語でハラールを指す一般的な言葉です。看板やメニュー、入口の札にこの二文字があれば、店がハラールの作法で営業していると表明していることになります。そばにアラビア文字の書道が添えられていることも多く、「本店清真,外菜莫入」、つまり当店はハラールなので外の料理は持ち込まないでほしい、と書き添えた店もあります。関連する言葉には「回民」「新疆」「穆斯林」があります。
はっきりさせておくべきことがあります。この二文字は店が自分で書いたもので、看板からはその根拠を確かめようがありません。宣言であって、検証できる証明ではないのです。 厳格に求める人は看板で止まらず、店の人に直接尋ね、その答えを答えとして受け取ってください。
グレーゾーンと、尋ね方
- ベジタリアンに見える料理が、そうとは限りません。 青菜は肉の出汁で煮たり、ラードで炒めたりしていることがあり、ベジタリアンという条件は「肉を避ける」より厳しくなります。
- 「豚肉を使っていない」はハラールではありません。 ハラールは肉の出所と屠殺の方法、そして厨房の酒と道具にも関わります。
- シーフードのレストランは、たいていハラールではありません。 上海には魚介の店が多く、その多くは豚肉も扱い、酒も使います。
- 厨房の共用が、もっとも確認しにくい点です。 同じコンロ、同じ油、同じまな板で、ハラールの食材とそれ以外の両方を扱っていることがあります。
役に立つ中国語は短いものです。「请问,你们是清真的吗?」(すみません、こちらは清真ですか?)と「这个菜里有猪油或者肉汤吗?」(この料理にラードか肉のスープは入っていますか?)。店全体について尋ねるより、一皿について尋ねるほうが役に立つ答えが返ってきます。看板に清真とある店はたいてい素直に答えます。相手が曖昧だったり、「豚肉は使いません」とだけ返ってきたりしたら、厳格なハラールと受け取らないでください。
ベジタリアンとハラール、そしてこの記事の範囲
ベジタリアンとハラールは一部しか重なりません。ベジタリアンの店がハラールとは限らず、酒やラードを使っていたり厨房を共用していたりすることがあります。ハラールの店もベジタリアンではなく、牛肉と羊肉が中心です。両方を満たす店はごくわずかです。これはムスリムの旅行者だけの話でもありません。宗教上、健康上、あるいは個人的な習慣で豚肉を避ける人にも、同じ分類が役に立ちます。
ここに書いたのは品書きではなく分類の話で、厨房は一軒ごとに違います。厳格にこだわらない人なら、上の分類で探せば足ります。厳格に求める人にとって確実なのは、現地に着いてからその場で尋ねるのではなく、モスク周辺や新疆料理店が集まる街区に行程を組むことです。